コーヒー豆のこと

素材(コーヒー生豆) のこと

 

素材であるコーヒー生豆は、当店のとても大切な生命線です。

 

求めているものは、

シンプルに言うと「いいものであり、かつできる限りリーズナブルなもの」。

 

もちろんいいものが優先、重要であり、

それを満たしたものの中にリーズナブルさを探している。

 

また、みなさんにとっての「いいもの」は好みがあるので、多様性でこたえたい。

  

当店のコーヒー生豆仕入れは、

2024年現在、メインの商社はコーヒー専門商社(ワタルさん)。

総合商社のコーヒー部門(兼松さん)、他2社の商社さんとも取引をさせていただいております。

 

当店2006年開業時からのお付合いであるメインの専門商社さんは、

現在スペシャルティコーヒー分野にとても明るく世界にも広く名の通る会社です。

担当の方も人柄、能力ともに高く、いつも助けられています。

 

現在 (2024年)当店がより意識していることは、

○安心安全

食品なので、何よりここがスタートです。

信頼できる輸入商社による産地・輸出業者との信頼関係、輸入条件とその分析。

正確で豊富な情報は、生産現場に近く長く深い信用関係を持つ川上にあります。

(万が一の残留農薬問題の際にも随時情報をいただきました)

 

○品質

いいもの。 おいしさの元として、とても大切なひとつ。

生豆専門のプロである商社さんとのコミュニケーション。

個人の技術(グレード、カッピング評価)・経験・コミュニケーション力の日々向上。

流通過程は少ないほうが問題も少ない。

いい品質のものも入手できる。

 

○価格

流通過程をシンプルに。量をまとめることによるコストメリット。 

商社さんとの密な情報交換

(コーヒー豆は国際コーヒー相場、為替の影響もあり、時には価格の変化も大きいです)

いいものはやっぱり品質に応じて高い。

質と価格のバランス感覚。 お客さんの声。

 

 

直接農園と取引したり、直輸入。もちろん個人的興味ではやってみたい。

コーヒーもたどっていけば、当たり前のことですが、農業・農作物です。

 

ただ現在のお店の規模では、

(年間12トン程度 とてもたくさんの量ですが、自社輸入となるとより高くついてしまいます)

商社さんを通した方が、お客さんにいいものをリーズナブルに、安定的に、多様性をもってお渡しできることを理解しながらも、

一歩ずつでも生産者のみなさんと近づいていきます。