コーヒー豆 のこと
おいしくて、リーズナブル?
コーヒー商社と直接タッグを組み、世界中からいい豆を仕入れ、
お店のコーヒー焙煎機にて、少量づつ自家焙煎。
やきたて香りたっぷりのコーヒー豆を日々焙煎しています。
スタンダード豆からワンランク上のプレミアム、
さらに質の高い個性を楽しめるスペシャルティ、極上の品評会入賞豆まで
たくさんの国、農園のコーヒー豆を扱っています。
数量限定品が多く、毎月農園は入れ替わります。
焙煎(ロースト)度合いもさまざまに。
香りのハーモニーと風味の調和が楽しめるオリジナルブレンドは、
お好みに合うものを選べるよう苦みを4段階に分けて、たくさんご用意しています。
季節、月によって入替わる時節をイメージしたブレンドもお楽しみ下さい。
小さなお店ですが、みなさんそれぞれのお好みが見つかるようたくさんの珈琲豆があります。
もちろん安心して飲める品質は基本。
素材(素材の品質)、
焙煎(焙煎の質とその鮮度)、
いいプライス(素材の品質に対してのリーズナブルさ)、
多様性(いろいろ種類が選べる)が、コーヒーのおいしさにつながると考えています。
楽しみながらお選び下されば、しあわせです。
コーヒー豆仕入&焙煎&管理 担当 山村
素材であるコーヒー生豆は、当店の生命線です。
求めているものは、
シンプルに言うと「いいものであり、かつできる限りリーズナブルなもの」。
もちろんいいものが優先重要であり、
それを満たしたものの中にリーズナブルさを探している。
また、みなさんにとっての「いいもの」は好みがあるので、多様性でこたえたい。
当店のコーヒー生豆仕入れは、
2023年現在、メインの商社はコーヒー専門商社(ワタルさん)。
総合商社のコーヒー部門(兼松さん)、他2社の商社さんとも取引をさせていただいております。
カフェインレスなど扱い量の少ない一部の商品は、コーヒー問屋さんから仕入れています。
当店2006年開業時からのお付合いであるメインの専門商社さんは、
現在スペシャルティコーヒー分野にとても明るく世界にも広く名の通る会社です。
担当の方も人柄、能力ともに高く、いつも助けられています。
現在 (2023年)当店がより意識していることは、
○安心安全
食品なので、何よりここがスタートです。
信頼できる輸入商社による産地・輸出業者との信頼関係、輸入条件とその分析。
正確で豊富な情報は、生産現場に近く長く深い信用関係を持つ川上にあります。
(万が一の残留農薬問題の際にも随時情報をいただきました)
○品質
生豆専門のプロとのコミニケーション。
個人の技術・経験・コミニケーション力の日々向上。グレード、カッピング評価。
流通過程は少ないほうが問題も少ない。
○価格
流通過程をシンプルに。量をまとめることによるコストメリット。
いいものはやっぱり品質に応じて高い。質と価格のバランスの感覚。
直接農園と取引したり、直輸入。もちろん個人的にはやってみたい。
コーヒーもたどっていけば、当たり前のことでありますが、農業・農作物です。
現在のお店の規模(力量)は、
商社さんを通した方が、お客さんにいいものをリーズナブルに安定的にお渡しできることを理解しながらも、
一歩ずつでも生産者のみなさんと近づいていきます。
コーヒー豆は、時間経過より風味が変化していきます。
そのスタートが焙煎です。
焙煎でコーヒー豆の香りが誕生します。
当店のコーヒー豆は、基本的に焙煎してから2週間以内のものを販売しています。
2023年現在では、一部の商品を除き、
ほぼ1週間以内の商品をお渡しできるようになっています。
当日&前日(一日経過前)焙煎したものは「やきたて」と表示しています。
コーヒー豆を焙煎後、早くみなさんにお届けすることをとても大切に考えています。
現在、鮮度と価格(加工費)と商品多様性の3つのバランスを考えながら日々改善しています。
好みのロースト度合いを選ぶ(探す)と好きなコーヒーが早く見つかります。
好きな焙煎度合いのコーヒーが見つかって、
そこにまだたくさんのコーヒーが選べるって、楽しいと思いませんか?
だから当店ではたくさんのコーヒー豆をご用意しています。
ただ、たくさんの種類を作ると、たくさん売れないと先に述べた鮮度との兼ね合いが難しいですね。
そこで当店では、少量ずつ焙煎しています。非効率的で大変だと思う方もいるかもしれません。
焙煎担当である店主は、焙煎好きですから、日々楽しんで焙煎しています。
非効率的なことは大きな仕組みを変更することで少しずつ改善しています。
焙煎機は、ラッキーコーヒーマシン製 ガス直火式タイプです。
メンテナンスを怠るとすぐに挙動がかわり、風味に出る。
当たり前のことですが、なかなか手のかかる愛機です。
何か風味に問題があったら、大体が機器メンテナンスが必要なことが多いです。
(16年間でたくさんメンテナンスポイントがあることがわかりました)
メンテナンスをきっちりしていると、とても素直なやつだと思います。
ただ、再現性を追及していくには、あまり個性が向いていないかもしれません。
毎回の微妙な差異が楽しみな機械です。